わら床・建材
本畳床(乾燥させた稲わら畳床)
製造:
稲作の副産物である乾燥させた稲わらを使い縦横に4又は6層、厚さ約40cmに積上げ、圧縮し縫うことで約50mm厚に作られています。
畳床の製造には、人の手によるところが多く、各製畳所により品質は異なります。
当店では今後、各製畳所と交流し良い品質の畳をお客様に提供していきます。
重量:
30kg前後。生産者や等級によります。
耐用年数:
約30年(使用環境により異なります)
特徴:
吸放湿・弾力・遮音・難燃性に優れ、作業・補修・耐久性が良い。
経済的で気持ちよく生活することが出来ます。
注意:
カビやダニは素材の違いよりも、よく換気をし、こまめに掃除をすることで、コントロールすることが出来ます。
わらサンド床
製造:
上下層に乾燥させた稲わらを、中層に薄い板(1mm以下、写真丸印)とポリスチレンフォームやインシュレーションボードを挟み仕上げたもの。
重量:
約20kg。
耐用年数:
約15年(使用環境により異なります)
特徴:
本畳床より軽い。
耐久・吸放湿・弾力性に劣り、リサイクルにも不向き。
最近、中層の素材をコルクや炭等の健康に良いとされる素材を使った畳床もあります。
復元力:
建材床は復元力がなく補修正もよくありません。
ポリスチレンフォームを使用した畳床に共通していますが、一度つぶれると復元力がないため、つぶれたままになってしまいます。
例えば、出入り口などは、常に同じ場所を踏み込むのでそこだけが極端に凹む事がよくあります。
インシュレーションボード床(建材床・化学床)
構造:
3層構造が基本。10mmと15mm厚のボードの組み合わせで様々な厚さに対応。
中層をポリスチレンフォームにし軽量化したものが主流。
様々な組み合わせがあります。
重量:
10kg前後。
耐用年数:
約10年(使用環境等により異なります)
特徴:
平らで均一で加工が容易。中層にポリスチレンフォームを使ったものは軽量で運搬性が良い。吸放湿・弾力・遮音・難燃・補修・耐久性に劣り、角が崩れやすく、湿気を含むと腰がなくなる。コストが安い。
素材:
木材チップをすり潰し繊維状にした物を、和紙を漉くように連続して漉き、厚さを整え火力乾燥させた素材。
本畳床と建材床の比較
| 本畳床 | 建材床 | |
|---|---|---|
| 火災時の安全性 | 圧縮した稲わらは非常に燃えにくい | 燃えやすく有毒ガスを発生する素材もある |
| 吸放湿性 | 六畳間で約3リットルの水分を吸放湿します | ほとんど吸放湿しません |
| 踏み心地 | 硬すぎず柔らか過ぎない適度な弾力 | コツコツと硬い |
| 遮音性(階下へ) | L45 少し気をつける程度 | L50 やや注意して生活する |
| 補修性 | くずれにくく、補修が容易 | くずれやすく、補修は難しい |
| 資源の将来性 | “米”の副産物であり稲作を続ければ無限 | 石油などは限りがあり環境負荷も高い |
| リサイクル性 | 自然素材でかつ、堆肥化工場が稼働中 | 複数素材により分別困難で自然に還らない |
| 快適な使用期間 | 25年~35年 | 15年前後 |
| 重量 | 25kg~35kg | 5kg~20kg |