畳の知識に関して
経糸の種類と重さ
一目の中に綿又は麻の経糸が何本入っているか(強度;綿糸<麻糸)。強い経糸になればい草の打ち込む本数を増やせ、緻密で重量感のある畳表になります。

畳表の断面(畳表の端部分、上;麻四芯表、下;糸二芯表)

麻四芯表(備後産)は、表皮が厚く、い草の打ち込み本数も多く1本1本が縦に潰れることで、摩擦面が少なくなり耐久性が増します。また、太い麻糸を使用しているので上下のい草の間隔があき、凹凸がハッキリし、心地良い感触が得られます。
畳表の表面(左;麻四芯表、右;糸二芯表)

織の違いがはっきりわかります。
緻密に織られた畳表ほど、滑らかな感触になり、い草のヨレが少なくなります。
い草の長さと変色したい草
い草は泥染め・乾燥した後、長さや変色などの選別をします。
畳表は半年も使うと青味が退色し、白っぽくなり年月と共に徐々に飴色が濃くなっていきます。青味が抜けてから、畳表の良し悪しが判ります。
い草の長さ

長いい草ほど、中央の太さや色合いの均一な部分を織ることが出来ます。
変色い草の比較

丈(写真上下)を2倍に拡大すると変色したい草が良くわかります
(丸囲み部分)。
使用後の畳表

右;糸二芯表 (三年使用)
左;備後麻四芯表 (七年使用)
艶、赤黒いすじの違いが一目瞭然です。
激しく動く子供がいる場合ご家庭などは、更に擦り切れやヨレなどに差が出ます。